テープライターの仕事をしながら感じたことをブログに書かせていただいています。テープ起こしの仕事に役立てていただけるようなお話も少しずつさせていただけたらと思っています。


by harmony2003
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聞き取りにくい音を聞き取るこつ……6つ

きれいな音のときはある程度の納品ができるのに、少し音が悪くなると極端にテープ起こしの品質の落ちる人がいます。そんなことを書いているわたしも完ぺきに聞こえるのかと言われるとそんなことはありませんが、ここ数週間、同じ音源で聞き直しているのに相手の聞き取れていないことがクリアに聞こえて、最終的には真っ赤な校正原稿を返却することが続いています。もちろん音声加工ソフトで音を加工することもしますが、それは別の機会にお話しします。

今日は特別なソフトを使わない方法をお話しします。聞き取りにくい音でも最初に空耳で聞こえた音が文字になってしまうと、空耳が正確に聞こえた音ではないかと思ってしまいます。原稿を見ながら次の聞き直しをすると、漢字になった時点で聞き間違いに気づかないことが増えてきます。そんなときにわたしがやっている方法です。1つでも参考にしていただけたらと思います。

○その1
文字になっていても耳慣れない言葉や何となく違和感を感じる言葉は、すべてインターネットで検索します。ここで、この言葉は空耳なのではないかと大まかなふるいにかけることができます。

○その2
違和感のある部分の聞き直しのときには、必ず目を閉じて音に集中します。音を聞く前に打ち出されている文字を見てしまうと何度聞いても同じようにしか聞こえません。だから、気になる部分には、目を閉じて先に音を聞いてから原稿を見るようにします。

○その3
一晩寝かせて翌日に聞くと、前日に聞こえなかった音が聞こえてくることがあります。一晩置く時間がないときは、食事時間にテレビを見て別の音を体に入れます。そうすると聞こえてくることがあります。

○その4
同じ音に固執するのではなくて、原稿の最後まで聞いていくことです。最後のほうになると発言者の声の癖になれて、最初は聞こえなかった言葉が聞こえることがあります。

○その5
あとは、何回も聞くことではないかと思います。やはり回数を重ねていくと、1つ消え、2つ消えと原稿の質は良くなってくると思います。

○その6
そして、最後は文章として見ること。読んでみるとここにこの言葉が入っているのはおかしいと気づくことがあります。
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by harmony2003 | 2004-11-23 08:11 | テープ起こし・聞き取る力