テープライターの仕事をしながら感じたことをブログに書かせていただいています。テープ起こしの仕事に役立てていただけるようなお話も少しずつさせていただけたらと思っています。


by harmony2003
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カテゴリ:テープ起こし・聞き取る力( 10 )

雑音除去作業をしてもあまり効果が出ないときには、再生速度を変更してみるのも一つの手です。

カセットテープの2倍モード録音の場合は、パソコンに取り込んだ音声を音声編集ソフトを使って速度を戻すことも可能ですが、2倍モード録音に対応したカセットデッキで再生させるほうがクリアに聞こえるような気がします。
MDの場合は、再生速度を調節できるものを使うと声の高さをあまり変更しないまま、速度を変更することができます。
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by harmony2003 | 2005-07-08 12:38 | テープ起こし・聞き取る力
雑音の中に隠れている声を取り出す作業をしています。

音声編集用ソフトを使うと雑音がすべて消えてクリアな音になるということはありませんが、いろいろなエフェクト機能を使って不要な音を少しずつ取り除いていきます。

これが加工前の波形です。全体に雑音が入っています。
b0067595_23342514.jpg

グラフィックEQで高域と低域のレベルを少しずつカットしました。その後、ノイズリダクションのハムノイズ、ヒスノイズを使い、最後にレベルを調整しました。それが下の波形です。これでもまだ声は聞き取りにくい状態です。明日、もう少し加工して雑音の中から必要な声を取り出せたらと思っています。
b0067595_23425627.jpg

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by harmony2003 | 2005-07-07 23:46 | テープ起こし・聞き取る力
今朝の「はなまるマーケット」に出てきた話題です。メモしないと忘れてしまいますので、テレビを見ながらポイントを入力しています。

音を聞くことは脳に刺激を与えるということです。2.5倍速のサンプル音が流れました。「ものを聞いて理解するのは側頭葉を刺激する。側頭葉から入った刺激が脳全体を刺激して脳を活性化する」とのこと。テープ起こしの仕事に使っている機器や音声編集ソフトは速度変換できますから脳のエクササイズに使えます。

音声の速度変換できる機器を持っていない方のために、家庭でできる脳エクササイズということで新聞を5分間音読していました。たった5分間音読するだけで脳のエクササイズになるそうです。「読む」ということが非常に大事だということです。目で見た文字、耳から入った音は角回というところを刺激し、指を使うことも能力アップにはいいそうです。

「脳はブドウ糖以外をエネルギーに使うことができない。能力アップにいい食べ物はチョコレート。コツは口に入れてかまずにゆっくり溶かす」ということです。

ということは、参考資料を読み、音を聞き、キーボードで文字を入力していくテープ起こしの仕事は、毎日が脳エクササイズしているということになるかも……。
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by harmony2003 | 2005-01-06 08:59 | テープ起こし・聞き取る力
テープ起こしの仕事は、カセットテープやMD、ICレコーダーなど、いろいろな種類の音声をお預かりします。以前はカセットテープのままでテープ起こしをする人も多かったようですが、最近はパソコンに取り込んで作業する人が増えてきました。

わたしは、最初の起こしには「おこしやす」というフリーソフトを使用しています。一時停止後に数秒戻って再生する機能がついている大変便利なソフトです。そして、納品前の聞き直しや校正作業には、「DigiOnSound4 Express」を使います。このソフトは音の悪い音声の加工に大活躍してくれますが、クリアな音のときにも役立ちます。同じ音源でも再生するソフトをかえると今まで聞こえなかった言葉が聞こえることがあります。

カセットテープやMDで作業するときにも必ず2台以上の再生機で確認するようにします。少しの手間で仕上がりに差が出ます。手間を惜しまず、自分に合った方法を見つけるといいのではないかと思います。
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by harmony2003 | 2004-12-13 20:21 | テープ起こし・聞き取る力
テープ起こしの仕事をしていると雑音が入ったり、とても小さな音のテープをお預かりすることがあります。

ある人は、「聞き取りにくいのだから不明部分が大量にあっても当たり前。それは録音に失敗したから仕方がないよ」と言います。でもわたしは、聞き取りにくい音とはいっても文字にして残したいと思っていらっしゃるくらい大切な声。それなら1つでも多く不明部分を減らして納品したいと思っています。その音を聞いたときの気持ちの持ち方で仕上がりレベルに大きな差が出てくると思います。

もちろん最新の音声編集ソフトでノイズ除去したりレベルを上げたり、できる限りのことはします。でも最後はやはり人の耳で何度も聞くことだと思います。どうしても分からないと思っていた言葉が何度も聞いているうちに聞こえたときに、「ああ、この仕事をしていて良かった」と思う瞬間です。

それと、聞き取りにくい音に対して誠実な仕事をすることでお客様からの信頼を得ることができたような気がします。聞き取りやすい音の場合は、実力の差や仕事に取り組む姿勢の差はあまり目立ちません。でも聞き取りにくい音になった途端、実力の差、意識の差は歴然と出ます。もちろん最初から次の仕事をもらうために意識してやってきたことではありませんが、聞き取りにくい音に対してきちんとした姿勢で仕事をすることで、継続依頼していただいているお客様がいらっしゃいます。聞き取りにくい音が届いたときこそチャンスなんだとプラス思考で仕事をすることではないかと思います。
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by harmony2003 | 2004-12-06 08:49 | テープ起こし・聞き取る力

空耳の話……20年以上

今日、20年以上空耳のままで間違って覚えていた言葉に気づきました。
「くちぶえは なぜ♪」から始まるアルプスの少女ハイジの曲です。

   アルムの森の木よ~♪

で、終わると思っていたのですが、それが空耳だったんです。20年以上、間違ったままで覚えていました。何十回となく同じ歌を聞いているのに、最初に間違って聞こえた言葉が頭の中に残っていたために気づくこともなく20年以上経過していました。久しぶりにハイジの歌を聞いたので懐かしくて検索してみるとすぐに本当の歌詞が分かりました。

   アルムのもみの木よ~♪

テープ起こしの仕事でも同じです。きちんと聞こえた言葉でも必ず確認作業を忘れないことです。もちろんインターネットの世界はとても便利ですが間違った記述もたくさんあります。できる限り公式サイトや公共のサイト、あとは複数のサイトで調べて確かな情報を得ていきたいと思います。
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by harmony2003 | 2004-12-01 21:20 | テープ起こし・聞き取る力
わたしは、テープ起こしの仕事を始めたときから2人体制で作業しています。1人の耳には限界があります。2人で聞き直すことによって検索能力が2倍になりますし、知識も経験も2倍になります。

テープ起こしの仕事は、継続されている会議であっても同じ話を2度起こすことはありませんが、文学の話、経済学の話、eビジネス、教育など、過去にテープ起こしをしたときに調べた知識は自分の中に蓄積されていきます。

本当に聞き取りにくい音声のときには、2人の間で同じデータを何往復もさせながら聞き直していくことによって不明部分がどんどん消えていきます。短納期の仕事のときには、起こしたものを校正者に回している間に次の音声の起こし作業に取りかかります。そしてすべての聞き直しデータが戻ってきたときに、通し聞きして最終の調整をして納品することによって時間短縮ができます。2人で作業すると利益が減るという方もいらっしゃると思いますが、いい納品をすることによって継続依頼に結びつくものだと思います。

最近ではプロジェクトごとに聞き直しをお願いする方がいます。本当に信頼できる皆さんと出会えてよかったと思います。これからも末永くよろしくお願いいたします。
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by harmony2003 | 2004-11-27 18:09 | テープ起こし・聞き取る力
テープ起こしチャレンジの原稿が順番に届いています。一瞬見た時点でも表記揺れが見つかります。数字の半角、全角の混在など、ワードの表記揺れチェックで簡単に見つけることです。入力作業中にミスをしないことも大切ですが、自分で気づかないものはワードなどの便利な機能で少しずつでも補っていくことが大切です。

チャレンジの課題は、主催者のホームページを見ればパネラーの所属、名前を確定することができます。聞き取れない音にとらわれるのではなくて、内容に関連するサイトを徹底的に調べることが大切です。関連サイトが見つからないときには、クロスワードパズルをするように、前後の言葉や関連する言葉を組み合わせてどんどん検索していきます。そうすると不明部分をどんどん埋めていくことができます。

この作業は実務でも重要な作業です。せっかくのチャンスです。実力をきちんとつけていくためにも丁寧な作業を心がけてくださいね。
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by harmony2003 | 2004-11-24 15:53 | テープ起こし・聞き取る力
きれいな音のときはある程度の納品ができるのに、少し音が悪くなると極端にテープ起こしの品質の落ちる人がいます。そんなことを書いているわたしも完ぺきに聞こえるのかと言われるとそんなことはありませんが、ここ数週間、同じ音源で聞き直しているのに相手の聞き取れていないことがクリアに聞こえて、最終的には真っ赤な校正原稿を返却することが続いています。もちろん音声加工ソフトで音を加工することもしますが、それは別の機会にお話しします。

今日は特別なソフトを使わない方法をお話しします。聞き取りにくい音でも最初に空耳で聞こえた音が文字になってしまうと、空耳が正確に聞こえた音ではないかと思ってしまいます。原稿を見ながら次の聞き直しをすると、漢字になった時点で聞き間違いに気づかないことが増えてきます。そんなときにわたしがやっている方法です。1つでも参考にしていただけたらと思います。

○その1
文字になっていても耳慣れない言葉や何となく違和感を感じる言葉は、すべてインターネットで検索します。ここで、この言葉は空耳なのではないかと大まかなふるいにかけることができます。

○その2
違和感のある部分の聞き直しのときには、必ず目を閉じて音に集中します。音を聞く前に打ち出されている文字を見てしまうと何度聞いても同じようにしか聞こえません。だから、気になる部分には、目を閉じて先に音を聞いてから原稿を見るようにします。

○その3
一晩寝かせて翌日に聞くと、前日に聞こえなかった音が聞こえてくることがあります。一晩置く時間がないときは、食事時間にテレビを見て別の音を体に入れます。そうすると聞こえてくることがあります。

○その4
同じ音に固執するのではなくて、原稿の最後まで聞いていくことです。最後のほうになると発言者の声の癖になれて、最初は聞こえなかった言葉が聞こえることがあります。

○その5
あとは、何回も聞くことではないかと思います。やはり回数を重ねていくと、1つ消え、2つ消えと原稿の質は良くなってくると思います。

○その6
そして、最後は文章として見ること。読んでみるとここにこの言葉が入っているのはおかしいと気づくことがあります。
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by harmony2003 | 2004-11-23 08:11 | テープ起こし・聞き取る力
ビデオ起こしの聞き直し作業をしています。
ビデオテープをビデオキャプチャーでパソコンに取り込んで、そこから音声抽出。そして音声抽出したものをmp3データに変換して、まず最初に起こし作業をします。その後、キャプチャーで取り込んだ画像を見ながら話者の特定と聞き直し作業をします。フリートークの小さなうなずきも文字にするため聞き直しだけで5回かかりました。

努力しても聞こえないものもあるし、聞こえないときもあります。プロだから単価以上の仕事をしないという人もいるかもしれませんが、わたしはお客さんに喜んでいただける幸せを感じて仕事を続けたいと思います。聞こえないときほど、全体を見ること。それとお客さまの姿を感じながら仕事をすること。ただ、文字にすればいいのではなくて、いいものをお客さんに届けたいと思う気持ちが大切だと思います。
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by harmony2003 | 2004-11-19 17:06 | テープ起こし・聞き取る力